ルピナスに込めた願い
ルピナスは花の名前で、“いつも幸せ”という花言葉を持ちます。
多彩な色で私たちを楽しませてくれる花です。どんな色の花もそれぞれがルピナスであるように、また、ルピナスは荒地でもたくましく育ち、美しい花を咲かせます。困難なことや思い通りにならないことがあっても、美しい花を咲かせていただきたいとの願いにもぴったりです。
このことは利用者さまだけではなく、ルピナスで働くスタッフも同じです。仕事である以上、思い通りにならないこともあると思います。しかし、そんな経験を通じて人として成長し、誰もが信頼できる人になってほしいとの思いに対しても、ルピナスの生き方には共感できるものがあります。
利用者さまとスタッフがストレスなく過ごせる環境をつくり、同じ思いを抱く人たちが入りたくなるような施設にしていきたいとの思いは、開設時から変わることはありません。
ルピナス開設のきっかけ
NPO法人ルピナスの代表は、障がい者福祉とは全く無縁の事業を営む企業の代表を務めています。「ルピナス」開設に至った経緯は、障がいがある家族の存在です。高校卒業までは放課後等デイサービスなどのサービスを利用できますが、卒業後に入所できる施設選びをする際に「自分の息子を入れたいと思える施設が少なく、あっても満杯」であることを痛感しました。それなら自分の家族を安心して任せられる施設を自分たちで作りたいとの思いから、「ルピナス」は始まりました。そのため、「ルピナス」のサービス内容や方針、スタッフの待遇などはすべて福祉業界の先入観が全くない独自のものです。このことは、全く異なる業種からの参入であることが逆に強みになっていると感じます。
障がい者福祉業界の良いところは取り入れつつ、それに拘ることなく、皆様の幸せを創造するためにより良いことを真剣に考え、活動してまいります。
ロゴの由来
「ルピナス」のロゴマークではヒューマン(人)を表す「H」の文字が中央のスマイルマークを取り囲むように配置されています。しかも、それぞれの色はまちまち。いろいろな個性の人が集まり、その真ん中には笑顔がある…そんな空間づくりで皆さまにご期待にお応えしたいというのが、わたしたちの大きな大きな思いです。